日本の貨幣の大きさ、重さは?各貨幣のランキング。あと新500円の重さが変わります。

現在の日本では、1円、5円、10円、50円、100円、500円の計6種類の硬貨が発行されています。
(記念硬貨を除く)

2022年11月、21年ぶりに新500円玉が発行されました。

新500円硬貨は、表裏の図柄デザイン自体はほどんど変わりありませんが、偽造防止の為に2色の銀色が組み合わされているのが特徴です。
側面のデザインについては、従来型が、「均等な斜めギザ」に対し、新500円硬貨は、「異形斜めギザ」となります。

細かい箇所の変更点としては、 貨幣表面のフチ上下2か所に「JAPAN」、左右2か所に「500YEN」の文字が加工されています。

新500円に追加された小さな文字

 

サイズについては変更ありませんが、使用素材の変更から、重量が7.0gから7.1gになりました。

新500円硬化の大きさ

2022年(令和3年)11月に発行された新500円硬貨。大まかなデザインは同じだが、素材によるツートーンカラーが特徴。使用素材の変更により重量は0.1g増えた。

名称 外径 厚さ 重量 素材
1円貨幣
1円玉
20.0mm 1.5mm 1.00g アルミニウム(純アルミニウム)
5円貨幣
5円玉
22.0mm
(穴5mm)
1.5mm 3.75g 黄銅(銅60~70%、亜鉛40~30%)
10円貨幣
10円玉
23.5mm 1.5mm 4.50g 青銅(銅95%、亜鉛3~4%、すず1~2%)
50円貨幣
50円玉
21.0mm
(穴4mm)
1.7mm 4.00g 白銅(銅75%、ニッケル25%)
100円貨幣
100円玉
22.6mm 1.7mm 4.80g 白銅(銅75%、ニッケル25%)
500円貨幣
500円玉
26.5mm 1.8mm 7.00g
(新500円は7.1g)
旧500円貨幣
ニッケル黄銅(銅72%、亜鉛20%、ニッケル8%)
新500円貨幣
ニッケル黄銅、白銅及び銅
(銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5%)
  • 貨幣の厚さは実測値。
  • 財務省や造幣局はそれぞれの硬貨を「十円貨幣」「五百円貨幣」等と称しているが、一般的な通称として「十円玉」「五百円玉」等と呼ばれる。
  • よく間違われやすいが、年号が書いてあるほうがオモテ。

貨幣のいろいろランキング

直径、重さ、厚み、発行年をそれぞれランキング。

直径の大きさランキング(大きいもの順)

順位 硬貨名 直径
1位 500円硬貨 26.5mm
2位 10円硬貨 23.5mm
3位 100円硬貨 22.6mm
4位 5円硬貨 22.0mm
5位 50円硬貨 21.0mm
6位 1円硬貨 20.0mm

50円硬貨が以外にも小さく、1円硬貨との差は、1ミリしかありません。

重さランキング(重いもの順)

順位 硬貨名 重さ 素材 穴の有無
1位 500円硬貨 7.0g ニッケル黄銅
2位 100円硬貨 4.8g 白銅
3位 10円硬貨 4.5g 青銅
4位 50円硬貨 4.0g 白銅 あり
5位 5円硬貨 3.75g 黄銅 あり
6位 1円硬貨 1.0g アルミニウム

重さは直径だけでなく、厚さ、素材、穴の有無によって変わってきます。
1円硬貨は素材がアルミニウムというだけあって他に比べ極端に軽いです。(静かな水面に置くと浮きます)
100円硬貨と50円硬貨は全く同じ素材です。(白銅(銅75%、ニッケル25%))

厚みランキング(厚いもの順)

順位 硬貨名 厚さ
1位 500円硬貨 1.8mm
2位 100円硬貨 1.7mm
50円硬貨
3位 10円硬貨 1.5mm
5円硬貨
1円硬貨

厚みは1.8ミリ、1.7ミリ、1.5ミリの3種類しかありません。

発行年ランキング(古いもの順)

順位 硬貨名 発行年 2020年
との比較
1位 1円硬貨 昭和30年
(1955年)
65年前
2位 50円硬貨 昭和34年
(1959年)
61年前
5円硬貨
3位 100円硬貨 昭和42年
(1967年)
53年前
10円硬貨
4位 500円硬貨 平成12年
(2000年)
20年前

500円硬貨以外は、どれも50年以上前に発行された硬貨です。