畳のサイズは１種類じゃない。地方や用途によって大きさが違う。

  • 「タタミ１畳」と言っても、サイズは地方や使用用途によって変わってきます。
  • 一般的には「江戸間畳」が全国的な標準サイズとされています。
  • 同じ呼び方でも、畳メーカーによってサイズが違う場合があります。
畳の呼び名 1畳の大きさ 使用地域、用途
  • 京間(きょうま）
  • 本間(ほんま）
  • 本間間(ほんけんま）
 畳：京間のサイズ
191 × 95.5cm
（6尺3寸 × 3尺1寸5分）		 関西の京都を中心に、
大阪、紀州から中国、四国、九州に多い。
  • 六一間（ろくいちま）
 畳：六一間のサイズ
182 × 91cm
（6尺 × 3尺）		 岡山、広島、山口などの山陰地方。
  • 中京間（ちゅうきょうま）
  • 三六間（さぶろくま）
 畳：中京間のサイズ
182 × 91cm
(6尺 × 3尺)		 愛知、岐阜地方を主に、
福島、山形、岩手や北陸地方の一部と沖縄、
奄美大島に分布。
  • 江戸間(えどま）
  • 五八間(ごはちま）
  • 関東間(かんとうま)
  • 田舎間(いなかま)
 畳：江戸間のサイズ
176 × 88cm
（5尺8寸 × 2尺9寸）		 【全国的な標準規格】
東京をはじめ関東地方と全国各地。
  • 団地間(だんちま）
  • 五六間(ごろくま）
 畳：団地間のサイズ
170 × 85cm
（5尺6寸 × 2尺8寸）		 アパート、マンション等の公団住宅や
高層住宅に多い。
名称の通り特に団地に多い。
畳の大きさ比較（重ね）

重ねた時の大きさ比較

１畳の差は小さくとも敷き詰めると差は歴然

1枚ごとの寸法差は少なくとも、６畳８畳と増えていくごとにその差は大きくなっていきます。

特に関西圏の「京間畳」と「団地間畳」では、差は歴然です。

引っ越しなどでアパートを内覧した時に、６畳部屋と聞いていたのに、実際に見てみると

「6畳にしては何だか狭いな…」

…と感じるのは、１畳の大きさが違うからなのです。（その他、家具の有無、窓の高さ、天井が低い等の要素など多々ありますが…）

タタミ6畳の大きさ比較

タタミ6畳を敷き詰めた時のサイズ比較